はじめに
タイトルにもある通り、
初夏の釣りは何が釣れるのか、
とりあえず青物がそろそろ出そうなのでセットアッパー125を投げに行ってきました。
そのときの様子を↓のツイッターで投稿しました。
どうしてワカシの頭に掛かったのか調べてみた
↑の2つの動画から分かるように、
ワカシはフォールしてくるルアーを下から食いあげる習性があることが分かります。
あ、言い忘れてましたが釣り人なら誰でも聞いたことのあるあれですよ。
青物の引きはやめられない!
6月の大阪の青物はまだまだ小さい幼魚がうろうろしていますが、
これから秋に向かって大きく育った青物が岸まで回遊してくると思うと、
想像するだけで背中がぞわっと、
毎日がウキウキしてきますね!
うん!?学校の宿題ですか?仕事の残業ですか?
宿題なんてグッバイ!残業なんてグッバイ!グッバイのバイバイ( `ー´)ノ
ワカシの釣り方はフォール長め(タイトル回収)
6月の青物はワカシ、ツバスまぁとにかくチビっこが岸に近づいてくるっていうのは分りました。
今回はセットアッパー125を使っていたのですが、
やはり下からの食い上げということで頭に掛かったのでしたね。
そこで、
次回の釣行の対策としてはフォールの時間を長く取れるルアーは何かということになります。
フォールの時間が長く取れるジグ、ライトショアジギング。もしくはシンキングペンシルが有効
ライトショアジギング、スーパーライトショアジギング・別名SLJ



死にかけの魚を最も効率的にルアーで演出する方法がジギングです。
ジギングはもともと船からやるのが一般的です。
ジグを着底させてからすぐにロッドをしゃくりあげ、
ロッドやリールの動きを放置するタイミングを入れるフォール(誘いの隙)を作る釣り方です。
これは次の段落で出てくるシンペンを使った釣り方よりも強烈に死にかけの魚を演出しますが、
一方で根がかりしやすいという特徴があるのでわたしはあんまり好きじゃないし、
これから釣りを始めようとする人にジギングはオススメしません。
せっかく初心者が一生懸命昨晩編み上げたFGノットも根がかりしてダメにしてしまうかもしれませんし、
まるで機械のような単調なしゃくりあげの動きをおもしろく感じる人は少ないでしょう。
よく言われるのが
ショアジギ=筋トレ
しゃくりあげのタイミングを変えるとか、
フォール時間を変えるとか、
少し工夫する楽しさはありますが、
他にも、
タイラバなら引いてくるスピードを一定にして魚が掛かっても合わせず一定スピードを保つなどの一部例外はあっても、
基本的に単調な動きはほとんどの人間にとって辛いことは言わずもがなですね。
初めての青物の釣りをするならぜひミノー、もしくはシンペンから始めてみてください。
この段落のまとめは
- 初心者にとって根がかりの多いショアジギングはオススメしない
- 根がかりするとFGノットを組みなおさないといけないときもあるので、やはり初心者にはショアジギングはオススメしない
- さらに、魚を誘う動きも単調なので初心者にショアジギングはオススメしない
体力を持って行かれるし、動きも単調なショアジギングは初心者はもちろんのこと、女子には特にオススメしない
シンキングペンシル、略してシンペン

釣具屋さんでルアーを買う相談を店員さんにしたときに、
シンペンをオススメされた経験をお持ちの方もおられるのではないですか?
シンペンはジグとミノーの中間の特性を持っています。
リップレスミノーなんていう言い方をする人もいますね。
細かいことを言うとちょっと違うのですが、
ここではそれは省略して、
シンペンはその名の通りシンキング、
つまりは巻かずに放置するとフォールしていきます。
フォールしているルアーが魚にとっては死んだ魚のように見える、
さらに言うと、
ときどき上に向かってすぐ下にふわふわ落ちていく…こんなふうに泳ぐ魚の様子はまさに弱って死にかけの魚が起こす行動の代表例。
シンペンはジグよりももっとナチュラルにこの弱った魚の動きを表現できます。
初めて釣りに行ってシンペンで釣れたという人が多いのもこのナチュラルなフォール姿勢によるものだと考えられています。
セットアッパー125しか持ってないとき

この記事はこの段落を一番書きたくて。
ジグもシンペンもどっちも持っていないなら
まだ泳ぎがヘタクソな青物の幼魚に対して
誘いの隙(すき)を多く作ってあげる
ことでフォールの時間を長く取れないフローティングミノーの弱点を克服できます。
もともとただ巻きで青物が釣れてしまうセットアッパー125ではありますが、
- 巻くスピードをゆっくりにする
- ときどき止める
- 着底してから少し待つ
6月の青物つりはこのような工夫が少し必要かもしれません。
ときどきミニマリスト×釣りの記事でもお話していますが、
今持っている物で工夫する楽しさの発見こそ釣りの腕前なのではないかとも考えます。
新たに道具を買って問題を解決するのもお手軽ですが、
最近釣り道具が増えすぎて生活を金銭面的にも、
片付けの側面からも人間関係的に家族に迷惑をかけている、
奥さまや子どもが針を踏んでケガをした、
家族にロッドを踏まれてしまってお互いに気まずい…。
などの様子をツイッターでも見かけますので
やはり釣り道具はなるべく少ない方が暮らしが整ったり、
心が平穏に過ごせるような気がしています。
物を買って解決するのはアホでもできる
【最小限の釣り道具で遊ぶ】というテーマもこのブログの大事な部分ですので、
ぜひ他の記事もお読みいただけるととてもうれしいです。
とはいえ、
たくさん釣り道具を買った失敗を経て今の考えに至ったところもありますので、
失敗しないと分からないことってたくさんありますね。