※サムネイル画像はTwitterアカウント潮来釣り具センターおさむんさんより引用しています。

値上げの背景 2021年から言われていたけど…
日本はかつてプラザ合意前のアメリカと同じような経済状況になっています。
いわゆるスタグフレーションってやつですね。
スタグフレーションとは
インフレとかデフレとかは知ってる人が多いですよね。
インフレというのはお金の価値が下がること。
デフレはお金の価値が上がっているわけでもないけど、
お金が回っていない状態。
みんなが誰しも将来不安などで貯蓄にお金を回すとデフレになります。
あ、思いっきり短く言っちゃいました。
スタグフレーションは物価が上昇するのにみんなのお給料が上がらないという経済の状態のこと。
釣り具業界をけん引するシマノが一番先に値上げするのは誰でも当たり前だと思いますが、
実はシマノは他の記事でも書いたことがありますが、
ものすごく儲かっています。
2021年はシマノ過去最高収益
はい、2021年て何ですか?
コロナ渦にあって、
みんながコロナ渦の過ごし方が慣れてきたころですね。
コロナ渦で流行ったのは何かわかりますか?
コロナ渦でアウトドアが流行った
コロナ渦で流行ったのはみんなも知ってのとおり、
アウトドアです。
1人でも安全に距離を取って楽しめるもの。
バイク、1人キャンプ、その他いろいろ。
初めの頃はゲームや読書、プラモデル、ミニ四駆などが流行りましたが、
去年からは1人で距離を取って安全に遊べるアウトドアブームです。
そんなアウトドアブームの中にあって、シマノが強い分野がありますね。
そう、
- 魚釣り
- 自転車
魚釣りにおいては世界のシマノ。
世界のダイワ…?とは言いません。
わたしもダイワ製品ですごく気に入っているものがありますが、
釣り具のシェアは世界のシマノです。
自転車部品もそうです。
ブレーキやギア、ギアの変速機、ブレーキワイヤー、変速ワイヤー、それぞれのインナーチューブ、アウターチューブ、グリス、オイル、などなど。
あ、シマノのフレームは聞いたことないですが、
少し調べてみると、
ブレーキ部品や変速機はかつてカンパニョーロというイタリアメーカーからスラムというアメリカのメーカーがシェアを独占状態に獲得する時代がありましたが、
現在の自転車部品のほとんどのシェアが日本のシマノ製品でほぼ独占状態です。
これがシマノは釣りメーカーじゃなくて自転車メーカーでしょ!?
というダイワ好きのセリフの理由でもあります。
すこしまとめると、
シマノは釣り具でも自転車部品でも世界でシェアがナンバーワンなのです。
シマノの値上げはいつから?
少し前置きが長くなりましたが、
値上げをする順番がシマノから始まるのはどうしてなのかもう分かりましたね?
分からない人は少し戻って最初からもう一度見てみてください。
ここからの記事は👆村田基さんのYouTube動画から引用させて頂きます。
12:33~再生してください⭐
少し引用すると、
2月20日までが今の価格。2月21日から大幅値上げです!
値上げ幅はどのくらい?
気になるのが値上げの額ですよね。
でも一律同額の値上げというわけではないです。
動画の中でも少し出ていましたが、
フラッグシップのステラから一個下のモデル、
ツインパワーというスピニングリールで48,000円から53,000円くらい。
だいたい5,000円くらいの値上げです。
他のモデルもすべて値上げはするものの、
同じくすべてのモデルが5,000円の値上げというわけではないそうです。
モデルによってはあまり値上げの価格が低いものもあります。
なぜかというと、
元々の値段が5,000円のリールに対して値上げがツインパワーと同じように5,000円も値上げされると単純に価格が元の2倍になってしまいますからね。
まぁちょっと考えれば小学生でも分かることですが、
一応追記しておきます。
まとめ
同じ製品なのに値段だけが上がるなんて理不尽だと感じませんか?
しかもスタグフレーションの経済状況でみんなのお給料は上がらない中のシマノ製品の値上げ。
これは一番儲かっているシマノ製品からスタートしますが、
他のメーカー、ダイワやアブガルシアなども順次値上げされます。
わたしが急いで気に入ったモデルを2台も買ったのも値上げを見越しての事ですが、
まだ気になる製品が手に入っていないのであれば価格が上がる前に予約だけでも済ましておきましょう。
はい、今回の記事はここまでです。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
お相手は福西 桃でした。
また他の記事でお会いしましょう。
それでは!