コスパを重視するならいきなりハイエンド?
リールを何回も買い替えるのは逆に大変だからいろいろメンテナンスとか修理とか考えるとシマノで言うステラ、ダイワで言うところのイグジストを最初に買えばすごく楽ですが、
わたしを含め、
ほとんどの初心者がいつまで続けるかも分からない魚釣りをいう趣味に対して
いきなり最初からハイエンドモデルを買うなんて足踏みしますよね。
今でこそステラを3台持っていますが、
釣りを始めたばかりのころにはそんな高いリールを買うなんていう選択肢は全く頭にありませんでした。
村田基さんはどう考えている?
魚釣りに対するあらゆる疑問に対して一番詳しく、
しかも簡潔な答えを提示してくれるのは魚釣りの経験豊富な村田基さんをおいて他にいませんよね。
村田基さんの言葉を引用するとこうなります。
何回も買い替えたい人はミドルクラス、買い替えをしたくない人は最初からステラとかのハイエンドクラスの道具を買えば良い。
なるほどねぇ…。
確かにそうなんですが、
いきなり最初からステラを持って釣りをしている人は親から与えられた子どものケースを1件だけ知っていますが、
他に聞いたことがありません。
わたしの経験から言うと、👇の漁港で釣りを始めて見たいなら…

とか、
そうですねぇ…。
渓流釣りで最初に使うなら…👇

こんな感じです。
釣りを始めるときに気になるのが、
釣り道具ってどのくらい耐久性があるの?
釣り道具を正しく扱えるかがとても重要
まず、どんなにすばらしいリールであっても子どもがいきなり高い道具を買うのは良くないと誰でも分かります。
例を挙げると、
バイオリンは初心者でも30万円以上の物をスクールで勧められることがほとんどですが、
子どものときには大事に出来ないのでもう少し値段の安いモデルにすることがほとんどです。
子どもにステラを与えても地面に落とす。
はい、そうです。
子どもにいきなり高価な道具を与えてもめちゃくちゃに壊します。
わたしは子供じゃないわ!
そうですね、
すいません。
ところが…。
初心者と釣りに行くとよく分かる
わたしは釣りを始めてからまだ4年目の初心者なので釣りに誘ってくる人も初心者の人が多いです。
去年和歌山県のとある漁港に一緒に釣りに行くと、
一緒に釣りに行った友人が根がかりした状態のタックルをグングン!としゃくり上げては後ろにリールのスプールを握って後ろに下がっています。

これではリールがどんなに高価なハイエンドモデルのステラやイグジストであってもリールを痛めてしまうのでもったいないです。
わたしはこの光景を見ていきなり最初からハイエンドのリールやロッドを買うのは止めた方が良いと痛感しました。
道具を正しく扱えるようになってから
はい、まとめです。
確かにハイエンドモデルのリールはコスパを考えるなら村田基さんのように、
何回も買い替えたい人はミドルクラス、買い替えをしたくない人はいきなりステラ、ハイエンドクラスのリールを買えば良い。
というのは正しいとも言えますが、
それは道具を正しく扱える人という前提条件があってこそ成立する話です。
釣りを始めたばかりの頃は道具をめちゃくちゃに使ってしまいます。
わたしの経験では、
他の記事でも触れていますが、
〇万円=〇年の耐久性が妥当だと感じています。
2万円の釣り道具なら、約2年。
8万円の釣り道具なら、約8年。
こんなところでしょうか。

これから釣り道具を買おうとしているときはもしかすると
この道具を大切に使って一生相棒にするぞ
なーんて考える人もいるかもしれませんが工業製品は部品がこすれ合って動作するので必ずどんな釣り道具であっても寿命が来ることは言わずもがなですね。
まだどっぷり魚釣りにハマるか分からないうちはDAISOの製品でも良いとさえ考えています。

結局はあなたのお財布の余裕次第です。
中途半端なミドルクラスでも最近のリールはすばらしく進化しています。
わたしも釣りを始めてたったの4年間のフィードバックしかあなたに提供出来ないと言ってもそれでも4年間の間にものすごい進化を感じています。
特にロッドに比べてリールはすごく性能が上がっているのでハイエンドモデルのアンタレスシリーズやカルカッタコンクエストを持っているのにも関わらず、
最近はミドルクラスのタトゥーラを購入したところです。
しかもあまりにも気に入って予備をもう一台買うほどに…。

どうして予備を買うのかといえば、
それは…
どんな道具でも寿命があるのを知っているから
悲しいことですが、どんなにメンテナンスをしてもあなたの釣り道具には寿命があります。
もしとても気に入っているならば、自分でメンテナンスをせずにメーカーさんに修理してもらって釣り道具は欲しい時に買っておかないとすぐに廃盤になってしまうので必ず予備を買っておきましょう。

この記事を最後まで読んでいただいてありがとうございます。
どうですか?
少しは参考になれば幸いです。
結局は道具に使える経済力ですべてが決まると言ってしまえばそうなのですが、
今回は釣り道具の耐久性が気になるという方へ向けたわたしの経験をお話しました。
お相手は福西 桃でした。
それでは!