はじめに
この記事はシマノの機種に絞って書いていますが、
なにも他のメーカーさんを否定するものではありません。
単純にわたしが使ったことがあるのがシマノ製品なのでシマノのベイトリールの記事を書きます。
逆にダイワ、アブガルシアでこのリールが良いよって方はTwitterやコチラのブログのメールから教えていただくととても光栄です。
今からご紹介する方法は初めてベイトリールを選ぶ時はもちろんですが、
わたしも未だに共通した考えてベイトリールを選びます。
これからご紹介するベイトリールの選び方は初心者にとってはもちろんですが、
ベテランの方でシマノ製品も使ってみたいなと思われている方にも是非参考になるかと思います。
ではよろしくお願いします。
糸巻量で考える
あなたがバス釣り、青物、それとも渓流?
どこで釣りをするかによって糸巻量が全然違いますよね。
ここではベイトリールキャスティングで最もポピュラーな16℔(ポンド)100m(メートル)巻きのスプールのアイテムでご紹介します。
シマノで当てはめると200番に相当します。
200という表示は右巻きハンドル、
201という表示は左巻きハンドルを意味します。
どちらもスプールのサイズは 16℔(ポンド)100m(メートル)巻きです。
細かいことを省くと、
PE2号(8℔)で200メートル巻けます。
もっと詳しく知りたい方は👇の関連記事のリンクをどうぞ。

このブログの一番上のメニューのタブからいつでも見ることが出来ます。
最初のうちは釣りをするときにとても便利なラインやスプールの互換表となっているのでどうぞご利用ください。
話が戻ります。
さて、200番サイズのスプールの話でしたね。
わたしが大好きなのもこのクラスです。
実際に愛用しているベイトリールは次の3つです。
- 21アンタレスDC
- 18アンタレスDCMD
- カルカッタコンクエストDC200
2022年の今年はカルカッタコンクエストのDC200XGが発売されたのでそれも楽しみです。
実際にわたしが持っていてお気に入りポイントをご紹介出来るのはこの3つですが、
なぜ他の機種を買わないのかはこの記事を最後までご覧いただくと分かるようになっています。
それでは順番にお気に入りポイントと購入動機を書いていきます。
21アンタレスDC
最も気軽に持って行ける汎用性
他の2機種と比べて劣る部分はありますが、最新の気が利いたアジャスターノブの搭載や軽量さ、メカニズムの単純さで他の機種と違うお手軽さがあります。
飛距離が優れている
前回の16アンタレスDCの方が飛距離が出て良かったという方もいますが、
21アンタレスDCも飛距離は同じくらい飛びます。
いや、むしろ誰が投げても良く飛ぶので平均値を取ると21アンタレスの方が断然よく飛びます。
海水対応
16アンタレスと違って21アンタレスは海水対応です。
どの部分が海水対応になったかというと、それはボディの塗装です。
16アンタレスは海水によってボディ表面の塗装が侵食されて腐食される事案が報告されていましたが、
今回の21アンタレスは塗装が改善されています。
ですのでロックフィッシュや簡単なフィッシュイーターと呼ばれる魚をお手軽に漁港で釣りを楽しむことが出来ます。
ハンドルの根元がしっかりしている
これは18アンタレスDCMDとの比較になるのですが、新型なだけあってハンドルとボディの間の距離が詰められていてとてもしっかりとした巻き心地を確保しています。

18アンタレスDCMD
総合的世界最強のベイトキャスティングリール
これは全メーカーの中でも最も優れたベイトキャスティングリールと言われています。
わたしは他のメーカーのベイトリールを使ったことはありませんが、
村田基さんが言っているので間違いないです。


圧倒的実績が示す 一番人気のベイトリール
発売から5年経っても1番売れているベイトリールはこの18アンタレスDCMDだけです。
これは実はとてもすごいことで、
今までの歴史の中においてもこれだけ人気のベイトキャスティングリールは存在しません。
飛距離も最強
21アンタレスDCの飛距離もすばらしいですですが、本家最強リールである18アンタレスDCMDも飛距離の点においては負けていません。
青物対応のドラグ力 6キログラム
青物が釣れるベイトキャスティングリールです。

カルカッタコンクエストDC200
頑強なボディ剛性
この3機種で最も合成が高いのがこのカルカッタコンクエストDC200です。
当然ですが、質量も重いのでスポーツフィッシングで手返しが多いシーンでは少し振り回すのが大変ですが、とても信頼出来るのでどっしりと構えてじっくりと釣りをしたい気分の時は一番にこれを持って出かけます。
軽快な取り回しを犠牲にする代わりに、メンタル的にとても安定する相棒です。
ドラマティックなドラグクリック音
この3つのベイトキャスティングリールの中で唯一のドラグクリック音を装備しています。
魚がラインを引っ張ったときに奏でるドラグクリック音は釣りのファイトシーンをドラマティックに演出してくれます。
圧倒的な巻き心地
重いし、ドラグクリック音が出るからといってどうなの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
実は世界で一番巻き心地が良いリールはステラだと思っている人はいませんか?
違います。
世界で一番巻き心地が良いリールはこのカルカッタコンクエストシリーズです。
わたしは両方持っているから分かります。という根拠でも充分ですが、ステラは片軸リール、対してカルカッタコンクエストは両軸リールであるのでごく当たり前という理屈を提示することでも充分に回答出来ます。

他の糸巻量のはダメなの?
答えから言って全然ダメではありませんよ。
150サイズのベイトリールならバス釣りや小規模河川のシーバスにはピッタリですし、
それより小さいサイズでは野池のバス釣りや渓流のイワナやアマゴを釣るのが上手な人たちが多数愛用されています。
ただ、ここではなるべく汎用性を踏まえて他のジャンルの釣りにも幅広く対応出来る機種として200サイズをご紹介しています。
DCかSVSかで考える
わたしが持っているベイトキャスティングリールが全てDC機であることが示すように、
わたしの個人的なオススメは何と言ってもDC機です。
SVSがダメとは言いません。
むしろ、シマノのDC機誕生以前は遠心ブレーキの気持ち良さがシマノの持ち味として
その飛距離から来る飛びのシマノの名言と共に多くの人に語られてきた遠心ブレーキシステム、
それがSVSインフィニティ、俗にいうシマノSVSです。
とはいえ、
わたしがSVSよりもDCをオススメする理由はキャスティングシーンにおいていちいちカバーを開けて微調整するよりも外部ダイヤル1つでいろんな調整をしてくれるDCの方が誰にとっても、もちろんベイトキャスティングリール初心者にとっても使いやすいことは明らかだからです。
あとがき
この記事ではシマノのベイトリールをご紹介しましたが、近年ではダイワのインダクトローターというスプールの内部からブレーキのシューが回転数に応じて出たり入ったりするシステムが脚光を浴びています。
このようにベイトキャスティングリールはメーカーによってさまざまな進化を遂げており、今までベイトキャスティングリールに興味が無かったり、食わず嫌いでそのままになっている方にも是非試してみて欲しいリールです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
また他の記事でお会いしましょう。
お相手は福西 桃でした。
それでは!