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【高級ロッドの特徴を解説】シマノスコーピオン2651R-5とシマノワールドシャウラドリームツアーエディション2651F-5の違いについて

Contents
  1. 高級ロッドってどうして値段が高いの?
  2. シマノスコーピオン2651R-5
  3. シマノワールドシャウラ ドリーム ツアーエディション2651F-5
  4. 特徴の紹介から分かるまとめ
  5. シマノスコーピオン2651R-5とシマノワールドシャウラ ドリーム ツアーエディション2651F-5のロッドケースの違い
  6. シマノスコーピオン2651R-5とシマノワールドシャウラ ドリーム ツアーエディション2651F-5のブランクス表記の違い
  7. シマノスコーピオン2651R-5とシマノワールドシャウラ ドリーム ツアーエディション2651F-5のガイドリングの大きさの違い
  8. シマノスコーピオン2651R-5とシマノワールドシャウラ ドリーム ツアーエディション2651F-5のリールシートの違い
  9. シマノスコーピオン2651R-5とシマノワールドシャウラ ドリーム ツアーエディション2651F-5のグリップエンドの違い
  10. シマノスコーピオン2651R-5とシマノワールドシャウラ ドリーム ツアーエディション2651F-5のロッドバンドの違い
  11. シマノスコーピオン2651R-5とシマノワールドシャウラ ドリーム ツアーエディション2651F-5のブランクスロゴの違い
  12. シマノスコーピオン2651R-5とシマノワールドシャウラドリームツアーエディション2651F-5の見た目外観の違いまとめ
  13. シマノスコーピオン2651R-5とシマノワールドシャウラ ドリーム ツアーエディション2651F-5の釣りをするときの違い
  14. 安いロッド(竿)が高級に見えるように工夫されていること
  15. 釣りの本質 魚とファイトするときに釣り人にとって本当に必要なモノとは!?
  16. まとめ
  17. あとがき

高級ロッドってどうして値段が高いの?

こんなこと思ったことはありませんか?

釣りするのに高いロッドなんか必要ないわ!ワロス

モモ
モモ
ユカ!見てみて!新しいロッドを買ったよ!ワールドシャウラツアーエディション2651F-5だよ♪

ユカ
ユカ
え!?モモは2651R-5持ってるのにまた2651買ったの?見た目が気に入らなかったの?すごく嬉しそうに大事にしてるスコーピオン2651R-5があるのに…いったいどうして…?

モモ
モモ
そうね、ユカから見ると同じ番手をもう一本買うなんて変だなって思うかもしれないね。確かに2651Rと2651Fの若干の特性の違いはあっても同じスピニングロッドの同じ長さの同じ強さ、1パワーのロッドだもんね。でもこの2本は全然違うロッドなんだよ。少し解説してみるね。

ユカ
ユカ
ふーん、なんかおもしろそう!じゃあいつもの感じで教えて!

モモ
モモ
オッケー!それではスタート!

シマノスコーピオン2651R-5

シマノスコーピオンはシマノ社が満を持して発売された最もコストパフォーマンスの高いロッドです。

スコーピオンというロッドがどれだけお得なのかをもっと詳しく知りたい方は👇の合わせて読みたいも読んでみてください。

【ルアー釣り初心者】漁港・堤防 おすすめタックル ルアー釣り初心者 漁港・堤防 おすすめタックル 竿 シマノ(SHIMANO) 19 バスロッド スコーピ...

そうですね、リンクをたどるのもちょっと面倒という方の為に少しだけスコーピオンというロッドの特徴を上の青文字のリンク先からかいつまんでご紹介しておきます。

  • スパイラルX

ネジレとつぶれを克服しロッド性能を根幹から高める。

スパイラルXはロッド縦繊維の内層と外層に、カーボンテープをそれぞれ逆方向斜めに密巻きした三層構造。内外の斜めの繊維により、軽さを維持しながら、高いネジリ剛性とつぶれ剛性を実現することができます。キャストやファイトといった釣りの動作における瞬時のパワー伝達がよくなり、軽さを維持して“獲るための地力”を高める、シマノ独自の「基本構造」です。

  • ハイパワーX

キャスト時やファイト時に発生するネジレをさらに抑え込む強化構造。スパイラルXの最外層、あるいはカーボンシート縦横交差構造の上からカーボンテープをX状に締めあげていくのが特長。これにより、ロッドの曲がりが釣り人の意図する方向性を保持し、ブランクスが持つ本来の性能がフルに発揮されます。

  • CI4+

カーボン繊維によって強化したシマノ独自の素材CI4をさらに進化させたCI4+。従来樹脂と比較してより軽量で高い強度を備えているのが特長。

シマノワールドシャウラ ドリーム ツアーエディション2651F-5

シマノワールドシャウラ ドリーム ツアーエディションはスコーピオンの上位互換のモデルです。

上位互換というのは全ての項目、要素において優れているという意味でして、ワールドシャウラ ドリームツアーエディションがどのような特徴があるか上の青文字リンクをクリックするのが面倒な方の為にシャウラも先ほどと同様に少しかいつまんでご紹介しておきます。

  • スパイラルXコア

シマノ独自の設計・製造方法により、曲げ、ネジレ、つぶれなど、あらゆる方向に対して、さらなる高強度化を徹底追求。ロッド性能を根幹から高めるシマノ独自の基本構造であるスパイラルXに、ナノアロイ®テクノロジー※により実現した高強度樹脂を用いたカーボンテープを使用。

選りすぐりの素材でさらなる高強度化を実現しました。スパイラルXとの比較で、ネジリ強度最大約10%アップ、つぶれ強度最大約15%アップを達成しています。 

※ナノアロイ®テクノロジーは東レ(株)の登録商標です。

  • ハイパワーX

ロッド全身をさらに補強する強化構造がこのハイパワーX。キャスト時やファイト時に発生するネジレ現象を抑制するシマノ独自の構造です。

スパイラルXの最外層、あるいはカーボンシート縦横交差のノーマル構造の上からカーボンテープをX状に締め上げていくのが特長。この構造によりネジレに対する剛性と強度が向上。ブランクスが持つ本来の性能が発揮され、キャスト精度向上や飛距離アップにつながり、ファイト時にも優れた安定感を発揮します。

  • CI4+

こちらは先ほどのスコーピオンと同じ内容なので省略させていただきます。リールシートの素材が最新の同じもので構成されています。

特徴の紹介から分かるまとめ

スコーピオンとワールドシャウラの特徴から見て分かることはスパイラルXがどちらも共通してロッドの特徴を形作るカギとなっていて、

ワールドシャウラの場合は特にスパイラルXコアというナノアロイ®テクノロジーという東レ(株)の供給を受けたハイパワーカーボンを採用しているというところです。

どちらもロッドの作り方は同じでも採用している最も芯のブランクス部分の素材の構成に違いがあるということです。

RとFの表記の違いについて

少し深掘りしてみましょう。

2651Rと2651Fと表記が異なるのはロッドの性質がRの場合、根元までしっかり曲がるレギュラーテーパー

対して、Fという表記の意味はロッドの性質が主に先だけが曲がるファーストテーパーとなります

採用するカーボンシートの特徴の違いによって同じ2651というロッドであっても曲がりの調子が変わるということです。

シャウラの場合、ナノアロイというカーボンシートを採用したことによってスコーピオンよりも張りが出て使用感もシャキシャキの先調子のロッドになっているということが分かりますね。

ここで1つ、先調子のロッドが優れているという誤解を招きそうなので付け加えますが、ロッドは長くなるほどレギュラー、さらに長くなるとレギュラースローというテーパー表記となります。

テーパーというのはいわゆる曲がる調子のことで先調子、胴調子と言って長くなる分先だけ曲がると折れやすいロッドになることを回避するために全体が曲がる胴調子、いわゆるレギュラーまたはレギュラースローテーパーにならざるを得ません。

長い分、折れないように全体で負荷を吸収するということです。

短い程強度を出すのは簡単ですからね。

イメージが湧きにくい人にもう少し詳しくお話すると、そうですね…あなたがお菓子のポッキーで長いポッキーと短いポッキーではどちらが折りやすいでしょうか?

👇ぜひ参考にしてください。

折れやすいロッドはどこのメーカー? ロッドを買うときにメーカー名で選ぶ人も多いはず。 というわけで折れやすいメーカーさんはどこかな? みんなも知りたいと思って...

もちろん長いポッキーです。

そのように長いロッドである程、同じ素材で構成されている場合折れやすいので全体で負荷を吸収するためにロッド全体が曲がる胴調子になります。

この理屈を今回のスコーピオンとワールドシャウラに当てはめると、

さらに張りのある素材ナノアロイカーボンシートを採用しているワールドシャウラドリームツアーエディション2651Fはスコーピオン2651Rよりも先調子のしっかりしたロッドである。

という結論になります。

結果、先調子のいわゆるファーストテーパーのロッドになったというだけで決して先調子のロッドが優れているわけではないということがお分かりいただけたと思います。

さて、ここからが本題です。

では高級ロッドは中級ロッドに比べてどのような点で優れていると言えるのでしょうか?

見た目だけ?

いえ、それならこんなにお値段の差があるのに誰も買わないでしょう。

それはこれから次の段落から少しずつ見て行きましょう。

 

シマノスコーピオン2651R-5とシマノワールドシャウラ ドリーム ツアーエディション2651F-5のロッドケースの違い

スコーピオンのロッドケース

少し見にくいですが、上部にちゃんと番手表記があります。
スコーピオンのロッドケースはソフトタイプです。
袋を開くとこんな感じ。ファスナーはYKKの物を採用していません。

が、しかし開け閉めの動作もスムーズで特に問題はありません。

現場でロッドを開放してあなたのランガンバッグに収納袋を仕舞うことも可能です。

うん、とっても実利を兼ねた便利な設計ですね。

ワールドシャウラ ドリームツアーエディションのロッドケース

ワールドシャウラ ドリームツアーエディションの場合もちゃんと番手表記があります。

旧ツアーエディションのときは番手表記が無かったのでこれは便利ですね。

先ほどのスコーピオンのときと違い、ケースはハードタイプとなります。

ファスナーの解放はワールドシャウラ ドリームツアーエディションの場合もYKKの物を採用しているわけではありませんが、こちらもなんら開け閉めのときに不便を感じることなくとてもスムーズです。
さらに取っ手が付いています。これが片掛け出来る長いベルトタイプだと嬉しいなって思います。

シマノスコーピオン2651R-5とシマノワールドシャウラ ドリーム ツアーエディション2651F-5のブランクス表記の違い

左のシマノのタグが付いているのがワールドシャウラツアーエディション、右のロッドがスコーピオンです。

画像では見にくいですが、ワールドシャウラツアーエディションにはそれぞれのブランクスに2651F-5の文字が印刷されていて他のロッドと一緒に束ねたときに混同しない工夫がされています。

対してスコーピオンにはブランクスに番手の表記はありません。

シマノスコーピオン2651R-5とシマノワールドシャウラ ドリーム ツアーエディション2651F-5のガイドリングの大きさの違い

先ほどと同様にタグが付いているのがワールドシャウラ ドリームツアーエディション、タグを外してあるのがスコーピオンです。

それぞれテーパーの違いがあるので一番手元に来るガイドの位置は異なりますがどちらも同じ大きさのガイドが採用されています。

素材もオールステンレスガイドでどちらも同じです。

スコーピオンというロッドがいかにお得なロッドであるかこの点からも分かりますね

シマノスコーピオン2651R-5とシマノワールドシャウラ ドリーム ツアーエディション2651F-5のリールシートの違い

シマノスコーピオンのリールシート

これがスコーピオンのリールシート。
スコーピオンのリールシートの裏はこんな感じ。

シマノワールドシャウラ ドリームツアーエディションのリールシート

シマノワールドシャウラ  ドリームツアーエディションのリールシートはこんな感じ。

実はスコーピオンと全く同じCI4+の物が採用されています。

裏はこんな感じ。

スコーピオンと同じ物が付いていることが確認できますか?

うーん、スコーピオンのコスパは本当にすごいですね…

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シマノスコーピオン2651R-5とシマノワールドシャウラ ドリーム ツアーエディション2651F-5のグリップエンドの違い

はい、こちらがスコーピオンのグリップエンドの画像です。

サソリがシルバーですね。

対してこちらがワールドシャウラ ドリームツアーエディションのグリップエンドです。

サソリマークは同じですが、レッドなのが分かりますね。

シマノスコーピオン2651R-5とシマノワールドシャウラ ドリーム ツアーエディション2651F-5のロッドバンドの違い

こちらはスコーピオンのロッドバンド。無地の物が採用されています。
新品なのでまだ少し曲がりクセが付いていますが、こちらはワールドシャウラツアーエディションのロッドバンド。

サソリマークが付いていて所有感を満たしてくれます。

シマノスコーピオン2651R-5とシマノワールドシャウラ ドリーム ツアーエディション2651F-5のブランクスロゴの違い

シンプルにscorpionの立体ロゴが入ります。
裏はこんな感じ。少し見にくいですがうっすらと適応ルアーの表記もちゃんとあります。
こちらはワールドシャウラツアーエディションのブランクスのロゴの様子です。
ワールドシャウラ ドリームツアーエディションのブランクスの裏はこんな感じ。

しっかりと見やすいプリントと今回のドリームツアーエディションの目玉であるスパイラルXコアの文字が見えますね。

写真では分かりにくいですが、WORLD SHAULAの部分が立体ロゴで他のサソリマークや上のDREAM TOUR EDITIONの部分は平らなプリントロゴです。

高級感があってすごく良いです。

シマノスコーピオン2651R-5とシマノワールドシャウラドリームツアーエディション2651F-5の見た目外観の違いまとめ

ん!?見た目はそんなに変わらない感じ?

ワールドシャウラ ドリームツアーエディションのブランクス表面の画像

いえ、ブランクスの塗装も違います。

スコーピオンのロッドはただ真っ黒な単一色なのに対し、ワールドシャウラ ドリームツアーエディションのロッドはオーロラコートと言ってとても複雑な深みを放つ角度によって変化する不思議な色合いの仕上げとなっています。

でも見た目ばかりこだわって肝心の釣りをするときの有利な点はどんなものがあるのか気になりますよね。

次の段落からいよいよ釣りをするときの高級ロッドのメリット、アドバンテージを解説していきます!

シマノスコーピオン2651R-5とシマノワールドシャウラ ドリーム ツアーエディション2651F-5の釣りをするときの違い

さぁいよいよこの記事の本題です。

この段落ではまだ釣りを始めたばかりの方の為にスコーピオンのロッドを安い竿、ワールドシャウラ ドリーム ツアーエディションのロッドを高い竿と呼称することにします。

良い竿ってどういうこと?良い竿の条件とは!?【安い竿は魚が浮かない、寄ってこない】

はい、結論から言うと高い竿はちゃんとお値段分の価値があります。

高い竿、良い竿は釣りがしやすいです。

上の赤文字が良い竿の本質です。

この竿の本質をこれから解説しますのでこの段落からご覧になられている方もゆっくりしていってください。

まずは安い竿はどんな特徴があるのでしょうか。


安い竿は魚が釣りにくいです。


タイトルにもあるように、安い竿は高い竿に比べて張りが無いので魚が水面に浮いてこないし、あなたに魚が寄ってきません


単純に高い竿に使われている材料が高価なコルクグリップであったり、美しい手間のかかった塗装などの装飾、手の込んだ刺繍入りの頑丈なハードケースにばかり予算を割いているわけではありません。

最大の要因は「竿の粘り」



粘りのある竿は粘りの無い安い竿に比べて「復元力」、もしくは「反発力」に優れています。


「粘りのある竿」で魚を掛けたとき、ただ竿を持って魚の引きに耐えるだけで竿が元の真っ直ぐな状態に戻ろうとするのですから、魚が堪りかねて水面に浮いてくる、さらに空気を吸わされて弱ってあなたの巻く糸に手繰り寄せられてしまう。
結果、あなたは楽勝で大きな魚が釣れるというわけです。
どうですか?イメージが湧いたでしょうか?

よく竿の良し悪しが分かるようになるまでには釣りをある程度の期間が必要と言われることがありますが、理屈が分かればなんてことありません。

メーカー側も初心者が「この竿良いなぁ…」って勘違いしやすいように作るのも実は上手だったりします。

ここでは少し掘り下げて、どんな特徴の竿が初心者にとって良い竿だと勘違いしやすいかをお話します。

安いロッド(竿)が高級に見えるように工夫されていること

だまされてはいけません。

あなたは高い竿と安い竿の見分けが付きますか?

あなたが見た目に騙されて損な買い物をしないように高く見えるように細工されているポイントを解説していきます。

ガイドか小さいと高そうに見える


小さな違いが分かりにくい時は大袈裟に比較対象大きくしてみるととっても分かりやすいです。
ガイドが大きい竿はまるで果物の房がぶら下がっているようでとても不格好ですよね。

性能面においても感度の側面から言えばガイドか小さい方が糸を伝わる感度が良いです。
もっというと、ガイドを左右に互い違いにジグザグに設置すると感度は倍増します。

しかし、高い竿はそうなっていません。

高い竿は元々竿の本体の感度が良い、むしろ良すぎるくらいなので糸を伝って魚の当たりや海底の情報を充分にあなたに伝えます。

したがって、ガイドは糸を擦ってしまわないように出来るだけ大きくする方が、数も少ない方が飛距離を伸ばせるので高い竿はガイドが大きいものを設置します。

ガイドの数が多いと高そうに見える


ガイドの数は少ない方がよく飛ぶ!

竿の遠投大会というのをご存知ですか?

大会のルールでガイドの数が最低5個となっている場合、参加者の持ってくる竿のガイドは全員5個です。
誰一人6個以上ガイドを付けてきません。

ガイドの数が少ない方がよく飛ぶというのも、糸に擦れる面積を出来るだけ減らした方が抵抗が少ないと言えば納得できますね。

釣りの本質 魚とファイトするときに釣り人にとって本当に必要なモノとは!?

良い竿は粘りが違う!なぜ竿(ロッド)の粘りは釣りに必要?

「竿の粘り」は魚に引かれる方向が感知されにくい

今回の記事でここだけでも是非読んでいただきたいです。

先ほど竿の粘りのおかげで釣り人はただ魚の引きに耐えるだけで魚が勝手に水面に浮いてくるというお話をしました。

実は竿の粘りの恩恵はそれだけではありません。

「曲がりの支点」が出来る竿(ロッド)はダメな竿

安い竿はペナンペナンに曲がる位置が一定です。


まるで竿が折れたかのように曲がる位置が一定だと「曲がりの支点」を作ってしまいます。

「曲がりの支点」が存在することによって魚にとってはあなたが引っ張っている方向が丸分かりなのでターゲットの魚は逆に走ろうとします。

対して高い竿だと曲がる位置が魚が引く動きや方向によって曲がりの位置が移動するので「曲がりの支点」が発生せず、魚にとってはあなたがどの方向から引っ張っているのかがとても分かりづらく混乱してあなたの方向へ走ってしまうということです。

「竿の粘り」を生み出す機構については最初の段落で生みの親であるシマノさんのリンクからの紹介とともにお話させていただいていますので、まだ分からないよという方は是非最初に戻ってもう一度読んでみてください。

なぜ高い竿に復元力の高いナノアロイカーボンシートを採用したのかが今よりずっと深く理解できることでしょう。

まとめ

高級ロッドのお値段が高い理由をまとめてみましょう。

そもそも高級ロッドの特徴は何と言ってもブランクスの粘りが他のロッドに比べてとても優れているということでしたね。

竿の粘りが釣り人にもたらす恩恵は次の2つ

  • 粘りがある為にターゲットの魚を掛けたが最後、「竿の復元力」によって勝手に魚が水面に上がってくる。しかもランディングの際に寄せやすい。
  • 粘りがある為に「竿の支点」が発生しにくい。魚に取ってどの方向から自分が引っ張られているのか分からず釣り人の方向へ走ってしまう。

あとがき

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

どうでしたか?ベテランの方にとってはそんなこと釣りを始めて3年もしないと気づかなかったの?なーんてキツイ感想をお持ちの方もおられるかもしれませんね。

さぁ、ここで問題。

「竿の復元力」と「竿の支点」という言葉を使い、なぜ高級ロッドに「竿の粘り」が必要とされているのか答えよ。

もう簡単に答えられますね。

とはいえ、

とはいえですよ…。

竿の良し悪しは人によって感じ方も違うし、そもそも釣りの目的も違えば釣り場の環境も違うので誰にとってもこの1本がオススメだなんてなかなか決めらないものです。

そうそう、当たり前すぎて省きましたが粘りのある竿はピンキャストがバッチリ決まりますよ♪

キャストフィーリングも気持ち良いのでよりスポーティーにルアーフィッシングが楽しめる点も追記しておきます。

おまけ

本には無いせっかくのネット媒体の特徴を活かして利便性向上の為にこの記事で紹介させていただいたロッドのリンク先も付けておきます。

他の購入者さんの口コミが気になる方もリンク先からどうぞご覧ください。

当ブログ管理人 桃が以前からコスパ最強モデルとして愛用しているスコーピオンR-5のリンクはコチラ👇

今回さらなる粘りと快適性を求めて購入したハマチも掛かって来い!珠玉のハイエンドモデル ワールドシャウラツアーエディション2651F-5はコチラ👇

ん!?1パワーでハマチが釣れる?えへへ、ワールドシャウラは表記の3倍のルアーが投げられるって知らないのですか?

ふふふ…あなたもまだまだですね。

なーんてね♪

また他の記事でお会いしましょう。

お相手は福西 桃でした。

それでは!