今回釣りの勉強をさせていただく動画 酒井俊信さん 夏のバス釣り
👇コチラは夏本番のダムと野池をメインにした酒井俊信さんの動画です。
👇こちらは7月くらいに撮影された酒井俊信さんの動画です。
季節としては、梅雨が少し残る頃、でもまだ夏本番まであと少しといったところです。
どちらの動画もブラックバスが散乱を終えて、活発にエサ(ベイト)を求めて動き回り1年中でも釣れやすい時期と言えます。
時系列が上の動画と下の動画で逆になっていますが、これは動画がアップロードされた順番に記事を書いているからです。
酒井俊信さんの夏のバス釣りとして、共通の動画なのでコチラの記事で追記させていただきます。
酒井俊信さんは、村田基さんの弟子としてとても釣り界隈では有名な存在ですが、
もっと詳しく知りたい方は上の酒井俊信さんの青文字のリンクから潮来釣り具センターのスタッフブログをご覧ください。
夏のブラックバスはとても積極的にエサを探して捕食する
産卵を終えたブラックバスは虫や小魚を積極的に食べ始めます。
ボートで釣れるポイントまで近づいてちょい投げでブラックバスを釣ることは簡単ですが、
今回は誰でも気軽に岸からバス釣りをする
いわゆる
おかっぱりの夏のバス釣りがテーマです。
この記事では夏のおかっぱりのバス釣りをするなら
どの場所で、どんな水質で、どんなルアーが夏のおかっぱりバス釣りに向いているのかを
酒井俊信さんの動画から勉強しようというものです。
どうしていつもトップウオーターから釣りを始めるのか
まずはトップウォーターを探っています。
これは下の方でブラックバスが釣れると上にいる魚が警戒してその場が荒れる、
つまり釣れた場所周辺の魚たちが全体的に釣れにくくなるからです。
水面表層で反応が無かったので少し潜るタイプのルアー、
テールスピンのルアーで釣れましたね。
釣れる場所はどこを探している?

酒井俊信さんは釣り具ルアーメーカーDUOのプロアングラーです。
そのプロアングラーは一体どこを見て釣れる場所、釣れない場所の判断をしているのでしょうか?
わたしが動画から学んだポイントを次にまとめてみました。
シェードと水通しの良いところ?
シェードというのは日陰のことです。
なんだよ、日本語で日陰と言えば良いじゃないかと感じる方も多いでしょう。
しかし、バスフィッシングの本場はなんといってもアメリカでして、バス釣り用語においても英語に準拠している場合が多いです。
次に水通しの良いところとは、
川のように水面に流れがあるところを指します。
あとでも出てきますが、
ブラックバスやエサとなる小魚は水流のある水のキレイな場所を好む習性があります。
水がきれいな場所ということを簡単に判断するには、
ロッドで水をかき混ぜてみて泡が残らないこと。
泡が残ると良くない水です。
岬の先端とオーバーハング

結論から言うと、酒井俊信さんのスタッフブログでも言われているように、岬の先端が釣れる。
もしくは、オーバーハングといって、
水面に突き出した木の下です。
バス釣りにおいて釣れる場所を探すとき、
この岬の先端と、
オーバーハングの2つは是非押さえておきたいポイントですね。
しかし、
今回のように陸から釣りをするスタイル(おかっぱり)ではオーバーハングを見つけてもボートで釣りをするときのようにオーバーハングに近づくことが出来ないので、
今回は岬の先端を特に重要ポイントとして釣りをしているというわけです。
これは海の堤防などでも同じく回遊してくる魚が通るルートとして人気があります。
ブレイク

岬の先端が少し盛り上がっている(ブレイクがある)場所にブラックバスが小魚を追い込んで捕食するパターンが多いので覚えておきたい釣れる場所のポイントですね。
ブラックバスの習性の1つとして、
小魚を浅瀬に追い込んで捕食するというものがあります。
もう少し丁寧にお話しすると、
ブラックバスは、ブレイクと呼ばれる水中の盛り上がった場所の下で小魚が通るのを待ち構えていたり、
ブレイクのある場所まで小魚を追い込んで捕食するパターンが多いです。
バス釣りをする上で、
誰もが頭に入れておきたい知識ですね。
水質、ブラックバスが好む水の状態
酒井さんが終始水の状態を気にしていることにお気づきでしょうか。
水が濁っていると魚は呼吸がしにくいので本能的にその場にとどまりにくい習性があります。
ブラックバスの場合
ブラックバスは渓流魚とは異なり、ナマズや雷魚と同じく少し汚い池やダムの水質の場所でも生きることは出来ますが、水が透明に近くて、さらに空気を多く含む水の環境を好みます。
管釣りを経験したことのある方
管釣りなどでは滝からの空気を多く含む流れ込みがよく釣れる原理と同じです。
海釣りでライトゲームを経験されたことのある方
海ではテトラ際で泡がたくさん出ている場所やテトラとテトラの始まる場所、終わる場所、波がぶつかって水中にたくさん空気が入る場所でよく釣れることも同じ理由です。
小魚が隠れやすい隙間が多いという事も釣れる場所の理由の1つではありますが、この場合あくまで水中の空気が多い場所が魚にとって居心地が良いという説明に留めさせていただきます。
ブラックバスやエサとなる小魚が好きな水質を具体的に言うと…
話を戻して、バス釣りの場合の水の状態が良いというのは、
水が透明であることも見分けやすいポイントではありますが、
他にも
水面に油が浮いていない事、
ゴミが流れついていない事、
どんより異物が流れ着いていて、対流が起きていない場所は水の状態が悪く、魚が居付きにくいと判断すべきポイントです。
まとめ
- 岬の先端を目指せ!(オーバーハングも横から狙えるなら是非ともルアーを打ち込みたいですね)
- 水中の盛り上がった場所(ブレイク)を意識するべし!
- 夏のバス釣りでは虫系のトップ系のルアーが必須!(木から落ちた瀕死の虫を演出しよう)
- 水がキレイかどうかを判断するには、ロッドで水面をかき混ぜて泡が残らなかったらキレイ、泡が残ったら汚い。水がキレイな程、酸素が水中に豊富で魚が居付きやすいポイントである。

以上、ここまでが
【おかっぱり】夏のバス釣りを村田基さんの弟子、酒井俊信さんに学ぶ バスの釣れる場所、水質とは!?
でした。
いかがだったでしょうか。
もうすでにそんなこと知ってるよという方も多かったと思います。
それでもこれからバス釣りをしてみようという方にはとても良い内容だったという自負もあります。
これからもわたしが勉強になった釣りのポイントを備忘録を兼ねてブログに記録していきます。
また他の記事でお会いしましょう。
最後までご覧いただきありがとうました。
お相手は福西 桃でした。
それでは別の記事でまたお会いしましょう。
それでは!
おまけ 動画内で使用されているルアーを探してみた
上の動画から
下の動画から
酒井俊信さんプロデュースのカブキクランクには3つのシリーズがあります。
ただ巻きで浅いところ水面直下の30cmまで潜るSSR、
もう少し潜るSR、
一番潜るMRがあります。
興味のある方はリンク先から探してみてください。

動画内でなまめかしい動きを演出するために後ろのフックを6番くらいのフェザーフックに交換してみてくださいとのことなのでそちらも探してみました。