勉強になった釣り動画

【あなたは知ってる?】オーナー針・がまかつの違い

日本の2大釣り針メーカーは?

はい、あなたは国内シェアの釣り針のメーカーさんをいくつ答えられるでしょう。

かくいう私は2つしか知りません。

とはいえ、そんな私でも魚釣りの道具を選ぶときに意識して選んでいることがあります。

特に釣り針です。(*´ω`*)

あなたは釣り場でイメージする性質の釣り針を選択出来ているでしょうか。

気になった方はもう少し読んでみてください。(^_-)-☆

あなたはどっち派?オーナー針・がまかつの考え方

ここでそもそも2つのメーカーさんがあるのか、

また両社にどのような釣り針製造に対する考えの違いがあるのかをご紹介します。

オーナー針

オーナー針さんの考え方は「粘り重視」です。

どんな状況でも、たとえ針が曲がったとしても絶対に折れちゃいかん!

という考えで釣り針を製造されています。

うむ、正しい。

確かに魚が掛かったときには釣り針は折れて欲しくありません。

折れない針のがまかつ最高!

なるほど、しかし、オーナー針の考えもみてください。

あなたの知らないことがあるかもしれません。

がまかつ

がまかつさんの考え方は「掛け重視」です。

針が曲がるくらいなら折れてしまえ!とにかく刺さりの良い針が最高の釣り針だ!

という考えです。

うむ、これも正しい。

確かに針が曲がったまま気づかずに使い続けていては

あなたの貴重なアタリに対して魚を乗せきれません。

「今日は何回もバラスなー」というとき、あなたの釣り針は曲がっていませんか?

そんなあなたは迷わずオーナー針の釣り針をオススメします。

がまかつ・オーナー針の歴史がよく分かる動画

動画のサムネイルががまかつ・オーナー針の順番であることからも分かるように、

オーナー針はがまかつからの派生です。

もっと詳しく知りたい方は下の動画をご覧ください。

とても貴重な歴史の生き証人の村田基さんのお話です。
釣り針のことが少しでも気になる方は必ずチェックしてください。

オーナー針・がまかつの製法の違い

「粘り」のオーナー針。

「刺さり」のがまかつ。

この両社には「焼きなまし」の時間差で特長を出しています。

他にも細かく言えば、素材の配合も少し違いがありますが、

昔は針屋さんが一手に釣り針の製造を担っていて

注文主からデザインの細部のみを聞いて、

手作業で製作していました。

がまかつは焼きの時間が長いです。

対してオーナー針の製法は焼きなましと言って粘り強く折れないように作られています。

あなたは両社の特性を活かせていますか?

はい、ここでオーナー針・がまかつの両社の考え方の違いが明確になったところで、

あなたの魚釣りのスタイルにどのように活かすかが次の課題となるでしょう。

今までなんとなーく、

どちらも釣り針の有名メーカーだからどっちでも良いや。

というあなた。

確かにそれも正解。

どちらを選んだとしても間違い無く素晴らしい釣り針のメーカーさんです。

しかし、両者の特性を知った今、

あなたの魚釣りのスタイルは変化するはずです。

オーナー針に向いている人

粘り重視のオーナー針は特に太軸針でシェアを伸ばしています。

バス釣り、ライトゲームが大好きな私もたくさんお世話になっています。

特に初心者のうちは小さく細い針を折ってしまいがちです。

もしあなたが最近モロコ釣りやフナ釣り、その他アジング、メバリングなどを始めたのであれば

一度はオーナー針の釣り針を使ってみることをオススメします。

超が付くベテランの方は特に釣り針にこだわる必要はありません。(^_-)-☆

不意の大物が掛かることが心配なあなたは間違いなくオーナー針を選択するべきです。

また元々の狙いが大物釣りの場合に関しても、

釣り針の変形をまめにチェックできる方はオーナー針の釣り針をこれからも使っていくと良いですね。

え曲がってしまっても折れにくい釣り針をお求めの方は

間違いなくオーナー針の釣り針に向いています。

ちなみに村田基さんはオーナー針が大好きです(⋈◍>◡<◍)。✧♡

がまかつに向いている人

釣り針が曲がってしまうくらいなら折れてしまえ!

釣り針は「刺さってなんぽ!掛け重視だ!」というのが

がまかつの考えでしたね。

釣り針の状態をまめに見てられない。

釣り針なんて毎回新品にするわ!という方は

間違いなくがまかつの考えの方なので

小物釣りに使う場合、

強烈なターゲットに対する「刺さり」が期待できます。

そう、もう折れてしまうくらいに。

特に小物釣りにおいては変形の変化が分かりにくく、

値段も安いことからこまめに新品に交換しやすいこともあり、

フナ釣りのコーナーではがまかつの釣り針の売り場コーナーが格段に広いです。

大物釣りの用途においてもオーナー針の「刺さり」は

非常に定評があり、初心者からベテランまで愛用者がたくさんいます。

オーナー針・がまかつの違い まとめ

  • オーナー針は粘り重視 国産 高価
  • がまかつは刺さり重視 外国生産 安価
  • 一本モノの仕掛けではオーナー針、サビキ仕掛けなどではがまかつが使用されることが多い。
  • 元々ルアーについているトレブルフックも安価ながまかつが付いていることが多い。
  • 小物釣りが中心→がまかつ
  • 大物釣りが中心→オーナー針

いかがだったでしょうか。

今回の釣り針の両社の特徴を知っていただいた上であなたの魚釣りの時間が今までよりももっと楽しくなったなら幸いです。

お相手は福西 桃でした。それでは!

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